良性皮膚腫瘍 LPLK 肉芽腫性疾患 環状弾力線維融解性巨細胞肉芽腫(AEGCG) 眼瞼パラフィン腫 陰嚢内硬化性脂肪肉芽腫

コチニール色素に対するアレルギー ポリγグルタミンに対するアレルギー IgA血管炎

細菌感染症 真菌感染症 ウイルス感染症 EBウイルス感染症 EBウイルス感染症の検査

オプジーボの薬価

20mg・・35,766円 100mg・・173,768円240mg/回、2週間隔。 1年間使用した場合の薬価は、10,895,786円。約1千90万円。

色素分界線条:Pigmentary demarcation line

デルマトームに沿った境界明瞭な色素沈着。 色素沈着が脊髄神経でコントロールされていることの一つの証左。 女性に多い。特に妊娠後期に生じる。 妊娠後期に生じる場合は殆ど大腿後面(S1、S2領域)。 神経根の圧迫による?

爪白癬治療薬の比較

ネイリン(100mg) 1日1回1カプセル。12週間継続。 ラミシール(125mg) 1日1回1錠。治癒するまで(6-12ヶ月)。 イトリゾール(50ng)パルス 1日8カプセル/分2。1週内服+3週休薬を3回。 薬価/月 3割 1割 3割後発 1割後発 完全治癒率 ネイリン 22,400 6,720 2,24…

Wells症候群

- Eosinophilic cellulitisともよばれる。 好酸球の組織浸潤が著明(必須)な蜂窩織炎。非感染性。 末梢血の好酸球増多(Eosinophilia)は、およそ半数で認める。 臨床像は様々。蜂窩織炎様、浮腫性紅斑、時に水疱など。 原因は不明も、虫刺され、外用、薬剤…

陰嚢内の単発性/多発性の皮下結節 病理はパラフィノーマに同じ。区別がつかない。 すなわち、陰嚢の無痛性皮下結節を見た場合、異物注入歴を確認する。 異物注入歴がなくても、硬化性脂肪肉芽種は発生しうるとされる。 自然消褪しうるため、保存的加療とする…

眼瞼パラフィン腫(パラフィノーマ)

人工的に注入されたパラフィン(ワセリン含む)に対する異物反応。 内視鏡下副鼻腔手術で副鼻腔に挿入された抗生剤軟膏が原因となる報告が増えている。 この場合、片側性の上眼瞼の腫脹、結節を来すことが多い。 数ヶ月後に生じることが多いが2日、10年後と…

環状弾力線維融解性巨細胞肉芽腫

Annular elastolytic giant cell granuloma 変性結合織成分に対する慢性肉芽種性炎症ひとつ*1。 顔面、上肢などの露光部に好発。 典型的には辺縁が隆起し、中央が委縮性となる。 病理では肉芽腫、多核巨細胞による弾性線維の貪食像。 トラニラスト300mg/日で…

インタール(クロモグリク酸Na)

インタール細粒10% 3g/分3 フォスフォジエステラーゼ阻害薬 肥満細胞の安定化作用があり(?)、腸管からのアレルゲン吸収抑制作用があるとされる。 金属アレルギーの治療にしばしば使用される。 他にミノマイシンも金属のキレート作用があるとされる。

タバコ中にはニッケルが含まれることに注意!!

-腹部症状(腹痛・下痢)、関節痛、尿潜血を確認する。

皮膚外の症状が重篤であれば、入院してステロイド内服。 症状に応じて血液凝固第XIII因子製剤の投与を検討。 血液凝固第xIII因子製剤:フィブロガミンP IgA血管炎に保険適応。 第XIII因子活性を測定し、90%以下であれば適応あり。 1日1回、3-5バイアル(12-2…

リリカ(プレガバリン)

150mg/分2で開始し、300mg/分2まで増量する。 倍量まではOK。 適応は神経障害性疼痛と線維筋痛症 腎排泄性であるため、CCrに応じて減量する。 急激に中止してはならない、漸減する。 多い副作用は眠気、ふらつき(頻度20%以上)。 頻度は1%以下だが、むく…

LPLK:lichen planus-like keratosis

Lichenoid keratosisとも。 セボケラの一種。 病理で表皮直下の帯状リンパ球浸潤を認めるのが定義。 露光部、とくに顔面に多い。女性>男性。 白人に多いが、アジア系、アフリカ系には少ない。 臨床は炎症を伴った(赤みのある)セボケラ。

ポリγグルタミン酸

ポリγグルタミンは納豆が発酵するときに生じるポリペプチド。 クラゲの毒針中にも含まれることが知られる*1。 サーファーなどマリンスポーツを行う人に多い。遅発性のアレルギーを呈するのが特徴。接種後5-14時間で発症。 これはポリγグルタミンが高分子であ…

コチニール色素

コチニールカイガラムシから抽出される色素。 蒲鉾、菓子、ハム、ソーセージ等の他、口紅などの化粧品に含まれる。*1アレルギーを発症する患者の報告は、これまで20代以降の女性のみ。 これは、化粧品による経皮感作であることを示唆している。 *1:以前はカ…

EBウイルス感染症

[感染細胞] B細胞に潜伏感染するが、他にNK、gdT、abT細胞に感染する。[初感染] 多くは不顕性である。 まれにGianotti-Crosti症候群*1、伝染性単核球症を発症。 1.伝染性単核球症 3徴:発熱、咽頭炎、リンパ節腫脹 結節性紅斑、点状紫斑 血液中に現れる異型…

CCL17

別名TARC(Tymus and activation regulated chemokine) CCR4のリガンドであり、CCR4を発現する細胞(TH2細胞が主体、DCにも発現)を局所へ誘導する。 胸腺では持続発現してお、局所の炎症に応じて発現上昇する。 アトピー、水疱性類天疱瘡、菌状息肉症におい…

B220 (CD45R)

CD45のアイソフォーム。 B細胞のマーカーとして用いられる。 リンパ系幹細胞→proB→preB→成熟B細胞→形質細胞・proB〜成熟B細胞にかけて発現。・樹状細胞の一部(plasmacytoid dendritic cell)にも発現する。・脾臓、骨髄、リンパ節の細胞のおよそ50%で陽性。

CD20

B細胞の代表的マーカー。 末梢血、リンパ節、脾臓、骨髄中の全ての正常B細胞および腫瘍細胞に発現する。 リンパ系幹細胞→proB→preB→成熟B細胞→形質細胞・preB〜成熟B細胞にかけて発現。・メモリーB細胞に発現、形質細胞に発現しないことに注意。

リツキサン

一般名:リツキシマブ(rituximab) 全てのB細胞リンパ腫に保険適応となっている。 ターゲットはCD20。 HBVキャリアには投与注意、肝炎増悪/劇症肝炎の報告がある。 週に1回、4回程度、5時間以上かけて静注する。薬価は約25〜30万円。

DNFBとDNBS

DNFB (ジニトロフルオロベンゼン:dinitrofluorobenzene)成体の感作に用いる(in vivoの系)。 DNBS (ジニトロベンゼンスルホン酸:dinitrobenzene sulfonic acid)細胞の増殖実験に用いる(in vitroの系)。

PCRとマグネシウム濃度

原則としてMg濃度が高いほど特異性が高まり、増幅効率が下がる。 通常のPCR・・2mM Q-PCR・・3mM 、、が標準的。

FGFとFGFR

FGFは現在22種類知られる。 FGF1〜23まで、15と19は同じもの。ヒトではFGF19、マウスではFGF15と呼ばれる。 7種類のサブファミリーに分類される。 FGFRはFGFR1〜4まであり、FGFR1〜3は2種類ずつのアイソフォームが存在する、計7種類。

ビタミンA

ビタミンAは レチノール(ビタミンAアルコール) レチナール(ビタミンAアルデヒド) レチノイン酸(ビタミンA酸)およびこれらの誘導体の総称。 狭義にはレチノールのみを指してビタミンAと呼び、その場合他の誘導体をレチノイドと称する。 活性型はレチ…

RNAポリメラーゼ

細菌のRNAポリメラーゼを1種類であるのに対し、真核生物には3種類存在する。 RNAポリメラーゼⅠ、ⅢはtRNA、rRNA*1を転写し、大多数のRNAはRNAポリメラーゼⅡによって転写される。 細菌のポリメラーゼがそれ単体で転写を開始できるのに対し、真核生物のポリメラ…

lacz染色固定液-グルタルアルデヒドのレシピ

グルタルアルデヒド 0.2% MgCl2 0.1M EGTA 2.5mM in PBS(-) 市販のグルタルアルデヒド(25%溶液)、1M_MgCl2、0.1M_EGTAを用いる場合、 グルタルアルデヒド 0.4ml MgCl2 5.1ml EGTA 1.25ml PBS up to 50ml lacZの発色には…

コレラ毒素と百日咳毒素

コレラ毒素(cholera toxin) GsをADPリボシル化し、GTPase活性を阻害する。 これによりGsの活性化状態が続き、アデニル酸サイクレースが刺激され続ける。 百日咳毒素(pertussis toxin) GiをADPリボシル化し、7回膜貫通型受容体と結合できなくする。 これ…

三量体Gタンパク-αサブユニット

GTPaseドメインを持つ。少なくとも20種類存在し、以下のファミリーに分けられる。 促進性Gタンパク(Gs)アデニル酸サイクレースを活性化し、cAMPの濃度を上昇させる。 抑制性Gタンパク(Gi)アデニル酸サイクレースの阻害、イオンチャネルの調節 Gqホスホ…