コレラ毒素と百日咳毒素

  • コレラ毒素(cholera toxin)
    • sをADPリボシル化し、GTPase活性を阻害する。
    • これによりGsの活性化状態が続き、アデニル酸サイクレースが刺激され続ける。
  • 百日咳毒素(pertussis toxin)
    • iをADPリボシル化し、7回膜貫通型受容体と結合できなくする。
    • これによりGiの活性化が起こらず、標的タンパクの調節が出来なくなる。

これらの毒素は、シグナルに対する細胞応答がGsとGiのどちらを介して起こっているのかを調べるのに用いられる。